真珠の歴史

天然では産出が稀であり加工が容易で「のしずく」「人魚」とも呼ばれているほどの美しい光沢に富むため、世界各地で古くから宝石として珍重されてきた。またその希少性から薬としての効能を期待し、服用される例がしばしば見られる。日本でも解熱剤として使用され、現在も風邪薬として販売されている。

エジプトでは紀元前3200年頃から既に知られていたと言われるが、宝飾品としてあるいは薬として珍重されるようになったのは後の時代である。クレオパトラに溶かして飲んでいたと伝えられる[1]。世界の他の地域でも中国では紀元前2300年頃、ペルシャ紀元前7世紀頃、ローマでは紀元前3世紀頃から真珠が用いられていたという記録がある。

日本は古くから、真珠の産地として有名であった。日本書紀古事記万葉集には、すでに真珠の記述が見られる。『魏志倭人伝』にも邪馬台国台与曹魏に白珠(真珠)5000を送ったことが記されている。万葉集には真珠を詠み込んだ歌が56首含まれる。当時は三重県英虞湾愛媛県宇和海アコヤガイから採取されていたが、日本以外で採れる真珠に比べ小粒だった。日本の真珠の美しさはヨーロッパまで伝えられ、コロンブスも憧れたという。

 

 

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